行政で用意されている産後ケア、どの施設を利用しようか迷いますよね。
2024年5月中旬より開始されたばかりの聖路加助産院マタニティケアホームでの日帰り型産後ケア(デイケア)を利用しました。
この記事では、どんな様子だったかレポートしていきます。
利用手順
対象
4カ月未満の赤ちゃんとそのお母さん
料金
10-16時 23.000円
墨田区、台東区、千代田区、文京区、中央区の方は助成対象施設です。詳しくは各区のホームページをご覧ください。
(墨田区の方は自己負担5,000円/回、台東区の方は自己負担7,000円/回、千代田区の方は4,600円/回、文京区の方は自己負担額3,000円/回、中央区の方は自己負担額4,400円/回です。※2024.10現在)
利用時間
チェックイン:10時 チェックアウト16時
受付は9:30より。
当日のスケジュール
10:00 チェックイン
受付にコンタクトをとり、すぐにお部屋に案内されます。
問診表や同意書の記入
1日どのように過ごしたいか(赤ちゃんをずっと預ける・授乳の時だけお部屋に連れてきてもらう・赤ちゃんと一緒に過ごす)
育児の悩みや授乳間隔やミルクの量など細かくヒアリングしてくださいます。
また、育児のお悩みはその場で答えてくださいました。
私はとにかく休みたかったので、赤ちゃんを預ける選択をしました。
赤ちゃん預かり
オムツ、着替え、ミルクとともに助産師さんに我が子を預けて久しぶりのフリータイムです。
大体赤ちゃんを預けて一人になるまで20分くらいかかりました。
12:30 ランチ
栄養バランスのとれたランチをゆっくりいただきます。
お肉もお魚も入っており、とても美味しかったです。
こんなにゆっくり食事ができたのは妊娠中以来でした…
15:00 おやつ
一口サイズのケーキがやってきました。
少し甘さが強かったかな?
15:30 お会計
お会計をしに聖路加国際病院の本館まで移動します。
16:00 チェックアウト
我が子と久しぶりの対面。
助産師さんからどのように過ごしていたか、聞き足りないことを質問して終了。
利用して良かったところ
安心して赤ちゃんを預けられる
やはりプロに預けることができるので、普段夫や母に見てもらっている時と安心感が全然違います。
助産師さんはみなさん優しいです。
こんなこと聞いてもいいのかな?というレベルのちょっとした質問でも優しく丁寧に答えてくださるのが印象的でした。
聖路加の助産師さんたちはみなさんレベルが高いなと思います。
心も体もリフレッシュできる
施設を利用しているわずか6時間だけですが、我が子の事を少し頭から離して仮眠や、ネットサーフィンなどができたので、帰るときはとても心が軽やかになりました。
- 食事を準備しなくてよい
- 食事を温かいうちにゆっくり摂ることができる
- 赤ちゃんが泣いているか気にしなくてよい
これができる産後ケア、ありがたすぎました!
知らぬ間に育児ってずっと気が張ってしまうものね
帰り際にも悩みのフォローアップが受けられる
朝のカウンセリングの時に相談したことを、我が子と1日一緒に過ごした助産師さんが
「この子は○○だからもっとこうした方がより解決すると思う!」と、
ただその場で悩みを解決してくれるだけでなく、一日過ごしてみてのアドバイスをくださいました。
これは日帰り産後ケアならではだなと思います。
ネットから予約ができる
電話をせずに、ネットから予約ができるので、便利です。
ただ、火曜日と木曜日しか日帰り産後ケアは実施していないので、予約は争奪戦です。
30日前から予約ができるので、その日になったらすぐ予約することをおすすめします。
利用して気になったところ
防音に少し問題あり
お隣が小学校と幼稚園という場所柄、子供たちの元気な声が聞こえてきます。
また、赤ちゃんを預かっているお部屋も近いため、赤ちゃんのかわいい泣き声がわんわん聞こえてきます。
我が子の泣き声が聞こえた時には、なかなか眠れません(笑)
ゆっくり休みたい方や、音に敏感な方は耳栓を持っていくことを強くおすすめします!
チェックアウト前にお会計を済まさないといけない
お会計をするために、聖路加国際病院の本館まで歩いて3分程ですが、赴かなくてはならず、16時までお部屋でゆっくりできるわけではありませんでした。
大きな病院なので、お会計にも時間が15分ほどかかり、この時間も他の産後ケア施設なら休めるのでは?と少し残念なポイントでした。
ネット環境が弱い
電波が入りづらく、wi-fiも用意されていましたが、そちらも少し弱く…なかなかネットに繋がりませんでした。
これは端末の問題や時間の問題かもしれないので一概には申し上げにくいです。
まとめ
こんな方におすすめです。
宿泊ではないので、準備も普段のお出かけ+αで大丈夫です。
気になる方はぜひ行ってみてください。